ホーム / NEWS

NEWS

2018年8月16日「お盆休みに思うこと」

このお盆休みを利用して、2冊の本を読みました。
協会の無知が保険会社に迷惑をかけることになってはだめだという思いから、共に交通事故に関する書籍です。
読み進んでいくと、どんどん出てきました。

「損傷した車両の修理がなされていない場合、損害賠償の対象とすべきでないと主張されることがあるが、それについては、現実に損傷を受けている以上、損害は既に発生している。」
「損害保険会社は、損害賠償算定方法について十分かつ丁寧に説明をして理解を得るよう真摯な努力をすべき。」
「保険会社と修理工場との間で協定が成立してから修理が行われるのが一般的な慣行であることからすれば、見積りその他の交渉をするのに必要な期間は、被害者が自ら修理に着手しないとしても無理からぬもの。」
「当該保険会社の意向を無視して被害者自らの判断で修理をすることは通常考えられず。」
「通常は写真をもって車両の破損状態を保全すれば足りる。」
「事故車を修理するのが相当かどうか判断するために必要であったとして時価査定料を事故と相当因果関係のある損害として認めた。」
「交渉のための電話・郵便等の通信に要した費用を損害として認めた。」

等々、当然のことではあるけれど、実際の現場では無視されがちなことがどんどん出てきました。

そして、私は確信しました。
2018年8月16日現在、会員数は7社ですが、この先ずっと会員が集まらずに十分な協会運営費が得られなかったとしても、協会としての活動はずっと続けていかなければならない。

腹は括りました。
今後の協会にどうぞご期待ください。




保険代車